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2016年9月26日
京都の民泊事情
2年前くらいから京都市内で、許可、無許可を問わず宿泊施設が乱立してきていますね。 当店の前の四条通も朝からアジア各国や欧米からの旅行客とみられる方々の往来が多数みられます。
先月の末に京都市の角川市長が違法民泊の取締強化を唱えられてましたが、効果のほどはどうなのでしょうかね。実際に京都市に届け出をしている宿泊業者の名簿をみるとそこそこ届け出をしている事業者があるようですが、実際にはこれの何倍もの違法民泊がなされているのでしょうか。
今後、京都市内で約5,000室のホテル、宿泊所が増えるというアナウンスがありましたがこれも民泊事情に影響を与えそうですね。
弊社にも営業許可をとって民泊やゲストハウスをしたいと探しにくるお客様が多数おられますが、建築基準法の問題など、クリアすべき事項が多くてなかなかご契約に至らないケースも多くあります。
一昨年、ご紹介させて頂きました河原町の「Len」さんはバックパッカー向けのゲストハウス。東京で2店舗運営されており、高い評価を得られています。
こういった観光業に関して理解と高い志のある方々ばかりであればいいのですが、現状はそうではないので、各国からの旅行者に日本、京都を満喫していただけるか少し疑問も残ります。
私も京都で不動産の仕事をしている身として、京都の街を魅力的にできるよう微力ながらお手伝いさせて頂ければと日々精進いたします。
乱文失礼いたしました。
京都テナント営業日誌
投稿日時: 2016/9/26 17:59